人生、家を持つのは早いほうがいい。それに現在(二○○一年)は地価がバブル崩壊後の底にあるように思われます。最初は安い家でもよいのです。「あたしら、安い今でなきゃ家なんて買えないよ」と言った女性がいます。三人の子連れ離婚の、小企業の勤め人です。彼女は浦安に二○○○万円の土地付きの中古の家を買いました。むろん狭い。改築もいずれ必要になるポロ家です。「でも家を持ったらグーンと信用が違ったわねえ」というのが彼女の述懐です。彼女は三○○万円の貯金がありましたし、兄弟から二○○万円を借り、全額を信用組合に預金しました。あとは仲介業者が顔をきかしてくれて、代金二○○○万円のローンを組むことができたのです。「女は度胸よ」と彼女は言いました。必要な資金はどう考えたらよいでしょうか。購入には種々のプランがあるでしょう。しかしまず資金を考え、資金にプランを合わせるのが現実的です。工面できる資金は今の例のように手持ち資金、個人的借金、ローンの三つに分かれます。雑誌などでいろんな物件を見て、見当をつければよいでしょう。ローンには銀行ローンと公的ローンの組み合わせもあります。なおローンには買った物件の抵当権をつけることになるので、個人的借金に抵当権を付けるにしても後順位となります。